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DESIGN PROTOTYPE |ジュエリーホルダー(久山"ドナルド"宗成氏)

更新日:3 日前

#DESIGNPROTOTYPE #アートパーツ #金属工芸 #デジタルファブリケーション


2026年5月

金森合金では、長年培ってきた砂型鋳造の技術を、建築部材や工業用途だけでなく、現代の暮らしを彩るプロダクトへと広げる取り組みを続けています。今回ご一緒したのは、改造美術家・企画編集者 Kuyama_donald_muneaki によるジュエリーブランド ABRACADABRA charm のジュエリーホルダー制作です。装飾品を掛ける道具でありながら、壁面を小さな舞台へ変えるアートピースのような存在を目指しました。


原型は3Dプリンターで制作し、自由度の高い造形表現を実現。その後、私たちの砂型鋳造技術によってアルミニウムへ置き換えることで、軽やかさと強度、そして金属ならではの質感を備えた製品へ仕上げています。デジタル造形と職人技の融合により、従来の大量生産品にはない個性ある表情が生まれました。


さらに本製品では、賃貸住宅など壁への負担を考慮し、ビスのように見える意匠パーツ中央の穴へピンを差し込んで固定する方法を採用。設置跡が目立ちにくく、暮らしの変化にも柔軟に対応できます。技術は使われてこそ価値が広がります。金森合金はこれからも、伝統的な鋳造技術を現代の生活や感性と結びつけ、新たな可能性を形にしてまいります。



■ジュエリーホルダーとは ABRACADABRA charm によるジュエリーホルダーは、収納用品でありながら、日々の感覚に静かな問いを投げかけるウォールオブジェです。中央にはブッダのウェルカムハンドを思わせる手のモチーフを配し、その掌にはハートブレイクの意匠を配置。そこには、「いつか死ぬことを忘れず、今この瞬間を楽しく生きる」というメッセージが込められています。穏やかな受容と、傷つきながらも前へ進む心情が同居したデザインです。


お気に入りのチャームやピアス、ネックレスをフックへ掛けることで、この作品は完成します。使い手が選んだ装飾品が加わることで、一点ごとに異なる表情が生まれ、持ち主自身の物語が宿ります。収納するための道具ではなく、身につけるものを休ませ、次に使う日まで美しく飾るための小さな舞台として設計されています。


原型は3Dプリンターで制作し、金森合金の砂型鋳造技術によってアルミニウムへ鋳造。繊細な造形と鋳物ならではの存在感、軽やかさを兼ね備えています。さらに、ビスのように見える装飾パーツ中央の穴へピンを差し込んで固定する仕様を採用し、賃貸住宅でも壁への傷跡が残りにくい設計としました。哲学、遊び心、実用性。三つの要素が重なり合い、アクセサリーを掛ける行為そのものが、今日という時間を少し愛おしく感じさせてくれるプロダクトです。


《Event》

GEEK WATCH X ABRACADABRA charm

SPRING LIMITED STORE


会期:2026年3月28日(土)- 4月5日(日)  

会場:ワタリウム美術館ミュージアムショップ ON SUNDAYS 1F

東京都渋谷区神宮前3-7-6


GEEK WATCH(ギークウォッチ)とは、パンチ力が測定出来る、物に触らずに温度を測定出来るなどの驚きの機能やデザインを持つ腕時計の総称。今回のイベントでは、GEEK WATCHの名付け親で改造偏愛家ドナルド氏選りすぐりの400本越えのGEEKな腕時計を展示販売します。合わせてドナルド氏が2008年から手掛けるジュエリーブランド【ABRACADABRA charm】を腕時計の機能やコンセプトに合わせてお見立て致します。



◾️Kuyama"DONALD"Muneaki PROFILE

久山ドナルド宗成。既存の価値観や用途を組み替える“改造”をテーマに活動する改造美術家・企画編集者。ヴィンテージプロダクト、工業素材、日用品などを独自の視点で再編集し、新たな物語と機能を与える作品制作を行う。アート、プロダクト、出版、展示企画まで領域横断的に手掛け、実験性とユーモア、生活との接点を備えた表現を展開。ジュエリーブランド ABRACADABRA charm 主宰。





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