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金沢クラフトビジネス創造機構 ジャーナルインタビュー vol.25

2025年6月号

「違い」を生かして、「違い」を繋いで、“金属の生態系”をつくる。


工芸やものづくりのビジネス創出を支援している、金沢クラフトビジネス創造機構。作家や金沢の町工場やメーカーなど、様々な「ものづくりの現場」から、新たな工芸の試みを伝えるジャーナルにてインタビューを頂きました。


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今回は創業から300年以上の歴史を持つ「株式会社 金森合金」を訪ねました。同社は非鉄金属の精錬から鋳造まで“一気通貫”で行っており、分業化が進む製造業の中で特異なポジションを築いています。ロケット部品への素材提供から、江戸時代の商いに回帰するような自社ブランドまで、その事業展開は多岐に渡り、現在開催中の「2025年大阪・関西万博」でもサプライヤーとして参画中です。


こうした新たな取り組みを矢継ぎ早に展開しているのは、24代目であり現在「事業承継中」という高下裕子さん。元々は広告代理店の営業として活躍していた高下さんが家業を継ぐまでの経緯や、異分野にいたからこそ見える強み、異分野をつないで金属資源を循環するプロジェクトなど、様々なお話をうかがってきました。

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ということで、金森合金が少しずつ取り組んできた変化と内容についてお話しております。

お時間ございましたら、ぜひご覧頂けますと幸いです。



先祖は“鋳物師七人衆”の一人、金森弥右衛門
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「つくっているもの」は変わっても、「やっていること」は変わらない
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分業化が進んだ「大量生産」の時代に、一気通貫の「多品種少量生産」を守り続けて
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「女人禁制」「3K」ともいわれた家業を継ぐまで
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大阪・関西万博への挑戦と、能登半島地震
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「製造業のサイクル」に戻して、“金属資源の生態系”をつくり出す
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