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タカラベルモント×金森合金×読売新聞社共同で「サステナビリティ×工芸」プロジェクト始動

更新日:2 日前

2025年5月22日(木)

タカラベルモントの使用済みのヘアカラー剤アルミチューブと、読売新聞社が新聞印刷時に使用する刷版と呼ばれるアルミ製の板を活用した工芸品「ORIZARA」を開発しました。5月27日(火)~6月1日(日)、大阪・関西万博内ギャラリーEASTで開催される「饗宴!匠が演じる日本美の世界」にて、3社が共同製作した「ORIZARA」を展示、販売します。



「ORIZARA」は、3社が初めて共同制作したアルミ製の器です。

「大阪・関西万博」のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に共鳴し、「未来社会の実験場」をコンセプトとする同博から、人類共通の課題解決に向け、新たなアイデアを創造発信しようと誕生しました。工芸の力で持続可能な社会の実現を目指します。


 素材は、タカラベルモントの業務用ヘアカラー製品開発時に出る使用済みアルミ製チューブ容器のほか、読売新聞社が新聞印刷時に使用する刷版と呼ばれるアルミ製の板を利用。製造は、江戸時代1714年に創業した金森合金が300年以上受け継ぐ金属精錬と砂型鋳造技術を用いて使用済みの金属資源を再生し、日本産業規格に適合させながら、暮らしに寄り添うシンプルなデザインの工芸品に仕上げました。


 「ORIZARA」は、5月27日(火)~6月1日(日)、大阪・関西万博内・ギャラリーEAST、ポップアップステージ南で開催される「饗宴!匠が演じる日本美の世界 powered by MUFG工芸プロジェクト」にて初めて展示・販売を行います。同博終了後は、3社で、レガシーとして残るよう「サステナビリティ×工芸」プロジェクトとして活動できるように、今後も進めてまいります。


■【ORIZARA】 概要

素材は、使用済みヘアカラー剤アルミチューブと、新聞の印刷時に使用する刷版と呼ばれるアルミ製の板を活用しました。高温の炉でそれらを溶解すると、チューブ内に残ったカラー剤や新聞印刷用のアルミ板に残ったインクは燃焼し、活用が可能になります。そこで、金森合金が江戸時代から継承する「砂型鋳造技術」により「ORIZARA」を制作しました。


アルミニウムはリサイクルの優等生と言われ、原料であるボーキサイトから製造する時と比べて再利用すると約97%のエネルギーが削減できます。使用済アルミチューブの量は、現在、年間約2500トン(令和5年経済産業省生産動態統計より推計)ともいわれています。

デザインはタカラベルモントが担当。「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展参加する同社の展示のモチーフになった「インフレータブル構造」の原点でもある「折り紙」から着想を得ました。300年以上の歴史が培った金森合金の確かな技術と現代の感性が交差し、次の世代に継承される工芸品となるよう願いを込めて丁寧に仕上げました。


【製品情報】

製品名:ORIZARA

サイズ: 2種類、中皿、小皿

販売価格:中皿/税込み5,500円 小皿/税込み4,000円


【制作の流れ】




■【出展イベント概要】

「饗宴!匠が演じる日本美の世界」 開催概要


日本各地に根差した伝統の”技”や”感性”を継承する職人、工芸家、クリエーターたちの作品が集結。50人を超える「匠」が集い、展示やステージイベントを展開。国際博覧会という夢の舞台で、匠たちが魅せる「日本の伝統美」をお楽しみいただけます。


名称:〔2025年大阪・関西万博〕

饗宴!匠が演じる日本美の世界 powered by MUFG工芸プロジェクト

期間:2025年5月27日(火)~6月1日(日)10:00~19:00 

※最終日は16:00まで

会場:ギャラリーEAST、ポップアップステージ南(大阪・関西万博会場内)

主催:読売新聞社

協賛:三菱UFJフィナンシャル・グループ



2025年5月23日付 読売新聞朝刊 近畿・中四国版



サステナビリティ×工芸プロジェクト 体験イベント

〜再生材から生まれる「革小物と菓子切り」カスタマイズ製作体験〜


タカラベルモントが理美容などの椅子をつくる際にどうしても発生してしまうレザーの端切れを活用した革小物を制作します。その中に、サステナビリティ×工芸プロジェクトの使用済み素材から生まれたモダンな菓子切りをセッティング。自分だけの模様を刻印して、プレミアムなセットをお持ち帰り頂けます。


開催日程:2025年6月18日(水)・19日(木)

開催時間:11時00分〜17時40分 ※19日は15時40分まで

開催場所:EXPOメッセ

(所要時間約40分、各回00分から定員3名様、先着順で整理券を発行致します。)


万博会場への入場には 大阪・関西万博のチケットが必要ですが、イベント自体は入場無料となっております!

会場内にお越しの際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。



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